知っておきたい法律(5)電子消費者契約法
インターネットの通販やサービスで操作ミスや入力ミスなどで不本意に契約を申し込んでしまった消費者を救済するための法律が電子消費者契約法です。正式名称を「電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律」と言います。悪質な出会い系サイトで使われる自動課金やワンクリック詐欺などの手口は全てこれに該当します。
たとえばポイントがなくなった時点で高額のポイントを自動購入してしまう自動課金。仮に「無料ポイント終了時点で有料に切り替わる」「ポイントがなくなったら3万円分自動購入になる」などという内容が規約に明記されていたとしても契約を無効にすることができます。
またメールをクリックしただけで「登録を完了した」というフィッシング詐欺、ワンクリック詐欺と呼ばれるものもこの電子消費者契約法に違反しているため法的な義務は一切発生しません。フィッシング詐欺はIPなどを抜き取り個人を特定したという画面を見せることで支払いを強要しますが、IPアドレスやホストネームでは住所や氏名を割り出すことは不可能です。無視するようにしましょう。
また、こういった詐欺に合わないためにも健全な運営をしているサイトを選ぶことが大切です。イククル、ラブサーチ、センターなど評判のいいサイトを選ぶようにしましょう。
知っておきたい法律(6)消費者契約法
利用料金が後払い制の出会い系サイト、自動課金されるサイトなどでは支払いが延滞したときに「延滞料」「手数料」が発生する場合があります。利用規約をよく読んでみると「支払いが遅れた場合、回収業者に請求を依頼します。事務手続きに○○円。1日につき○○円の延滞金が発生します」などと書かれている場合があります。しかし、利用料を支払わなかったり、延滞した場合の延滞料は年利14.6%までしか請求できないのをご存知でしょうか?これは消費者契約法に定められています。そのため、これを上回る契約を結んでいたとしても、支払う必要はないのです。
また悪質なサイトでは支払いの滞りに対し「債権回収会社」に依頼し支払いの督促をしてくる場合もあります。もちろん正当な請求には対価を支払わなければなりませんが、それ以外は断固拒否することが大切です。法外な延滞金や手数料を請求された場合はこの制度を理由に断ることができます。しつこい場合は弁護士や消費者センター、警察などに相談するようにしましょう。
こうしたトラブルを防止するためには、前払い制の出会い系サイトを利用するのがベストです。特にポイント制のサイトを利用する際は前払いに限定しているところが安心です。